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私たちからの提案HEADLINE

いつもとちょっと違う視点でもって

あたらしい発見をするために、五感をフル活用してみましょう。

 たとえば・・・

動物のウンチ。「きたな〜い!!」
たしかに、汚いモノかもしれませんね。でも、ウンチしない生きものなんていないでしょ?
それに、ウンチの中にはいろんな「情報」がたくさん詰まっているんです!
普段、どんなものを食べているのか、おなかの具合がいいのか悪いのか、どんな場所で排便するのが好きなのか(たとえば、草むらに隠れてするのか、見晴らしのいいところでするのか、など)・・・
動物に食べられた実が、遠くに運ばれたあと、ウンチに混じって排泄されることで分布を広げる植物もいるんですヨ。

熊のウンチと、ウンチから見た隊長(ウンチをつんつんしています)

ウンチの気持ちになってみるのもいいかも??



















例その2。
   秋冬の風物詩、カメムシ。
 いやよ、くさーいんでしょ??
 たしかに、敵に襲われた時に使う匂いなんだから、くさくなくては意味がありませんが・・ 
 カメムシの臭気をよく嗅いでみましょう。じっくり嗅いでいると、そのうちいい匂いに(実際に、かんきつ類の匂いに似ているという説も)??まぁ、「慣れ」も必要ですが、東南アジアの料理によく使われる「パクチー」のにおいによく似ていることに気が付くでしょう。パクチーの香りはこの手のエスニック料理には必要不可欠と言われており、さらに、パクチーの日本語の名前(和名)は「カメムシソウ」というのです。 
 これからの時代、食糧危機に対する最後の砦として期待されている昆虫たち。カメムシはじめ昆虫のお世話になる日も近いかも知れませんネ。





余談・クマ出没よもやま話

毎年、夏が近づくと、冬眠と子育てが明けたクマたちとの遭遇譚がちらほらと聞こえてきます。
クマって、こわ〜い生きもの・・・ですよね。
でも、ちょっとだけ知ってほしいのが、「クマからしたら、人間だってこわ〜い生き物」だという事です。
クマと人間の「見た目」の違いを考えてみましょう。クマたちからしたら「人間って二本足で歩いてなんだか不気味・・・顔に毛が生えてなくってつるっとして耳は横についてるし、体の上になんか布を巻いてるし・・・」ってな感じかもしれませんヨ?
そんな生きものが森の中でばったり出会ったら、お互いにビックリしてしまうのは当然なのかも。
ここはひとつ、クマに悪意がある(そもそも、本州にいるツキノワグマは肉食ではないので、人間を襲って食べることはありません)!なんて言わないで、お互いに「出会わない工夫・ビックリさせない森の歩き方」考えてみませんか。

よく見ると、かわいい?





「クマ新聞」なるものが存在したら・・・
人間と逆のことを書いているかも。










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