下呂市萩原町
    山之口集落
                 について!

 もともとは林業(特に炭焼き業)を主な仕事としていた集落である。
「萩原町のチベット」と呼ばれるように、冬は凍てつくように寒く、また雪の多い地域でもある。家々は山の斜面に張り付くようにして立ち並び、厳しい山の生活とはうらはらに、人々の心は優しく、気立てのよい人柄が特徴である。
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・・・なーんて書いちゃいましたが、今は昔、車社会となった現代では街との隔絶は感じられないほど(吹雪の日は別ですが・・・)。鉄道が通っていないし、店舗も二軒しかないので、静かといえば静か、なのですが。











 それでもかつては街道が山之口集落を通っていて、下呂の方から石浦(高山市)へと向かうのに通った黍生(きびう)峠や、位山峠も見ることができます。


 100世帯あまりが暮していますが、冬場は薪ストーブを使っている様子が良く見受けられます。さすがは山国!ですね。










 集落内を流れる山之口川は、奥の川上岳(1625m・日本300名山)に水源を発し、飛騨川、木曽川の最上流部。最上流部だけあって水は清く、田畑のものなりも良い。特に山之口産の赤かぶ漬けは、びっくりするほど辛い!!のが有名なんだとか。






まさに清流。
近年までは夏休みの子供たち向けに遊泳場が設けられていました。


ちなみに、子供たちを連れて歩くときは、集落内で肉牛を飼ってみえるお家や、「山之口の柿」を見ながら歩いていきます。










何気ない景色の中にすごい発見が潜んでいるかも!!