位山官道について  ちず

 まず「官道」ってなんでしょう??
小学校で習ったアレ・・・
大宝律令で定められた道のことで、今でいう「国道」みたいなものです。

 下呂市側の入り口にはステキな石畳が。
これ、昔っからあるものなの??すごい!!











・・・ということはなくて、かつての益田郡萩原町が石畳を復元したものなので、昭和のものですが・・・
とにかく、石畳は確かにあったようで、昔の飛騨の人々は、都(=奈良、京都)に行って労働力を税として納める「雑徭(ぞうよう)」のためにこの道を通って西へとむかったと伝えられています。













道中には大イワナの伝説の残る「だんご渕」(詳しくは萩原文庫を読んでみよう)や、












村人が便宜を図るため、山のふもとへ下ろしたところ、馬の怪我などの交通事故が頻発した、と伝えられる「位山の馬頭観音さま」など、この地域の伝説に登場するロケーションが盛りだくさん。

 石畳をたどり(一部舗装路)、位山峠(1100m)まで登りつめると、時の高山代官だった長谷川忠宗が建てさせた「位山」の石碑も見ることができます。こちらはホンモノですよ~

















 その他にも「のべん滝」なるウォータースライダー状の滝を見学することもできます。


























子供たちを連れて行くと、思いがけない発見があることも!